建物の南側にまわると
露骨に建物を支える機能をむき出しにした逞しい柱が立ち並ぶ
支えの外壁は大きなステンドグラスの窓でくりぬかれていている
その分支柱は頑丈でなければすまされない
その先に十字架の翼を形どる南側入口の建物がつづく
大きなバラ窓とその下の3つの窓と3つの入口の構成は西と同じである
小ぶりの二つの尖塔はロマネスクの形を残している
柱や外壁には聖者の像が祀られている
南側のこの聖者は定規を持っているので
十二弟子の一人のトマスと思われる
フランス共和国 シャルトル (2014年1月23日)
セコメントをする