フランススナップショット小紀行(25)午後7時のトゥール駅
2014-03-05


ロワール川流域の古都トゥールに泊った
夕食後散歩に出ると 
ホテルの隣がトゥール駅だった
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この駅の設計者はパリのオルセー駅と同じヴィクトール・ラルーである
カマボコ型の天井屋根が二つの駅の形の共通点だ
日本の駅のように改札口がない
乗客でない私でもホームまで自由に行ける
構内に機関車の煙や蒸気が立ち込める昔情緒はない
ホームの先まで見通せる澄んだ空気の構内はドアーの閉まる音だけが響き味気ない
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ここでは列車の発車ホームが日によって異なるのであろうか?
これから乗る列車は何番線に入線するのだろうか?と
乗客は真剣に電光掲示板を見上げている
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構内アナウンスもなく構内は静かだ
隅に一台のピアノが置いてあったのには驚いた
黒い影が演奏を始めた
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パリの地下鉄の中でいきなりアコーデオンを弾く男
パリの地下道で数人が集まってバンド演奏を始める
そしてここトゥールの構内のピアノ
フランスの街はいつどこででも音楽が飛び出しても不思議はないのだ

     フランス共和国  トゥール  (2014年1月23日)

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